2007年9月17日 (月)

○○焼きっていうな

今日の練習 イージー100km

イージーペースなのにキツかったー。単純に筋力が低下している。ハートライフ坂で特訓せねば。

練習後、豊崎に新しくもんじゃ焼き屋ができたというので行ってみた。

Kc3a0026

イカ明太とキムチチーズ。店員さんが華麗に焼いてくれる。もんじゃ焼きって初めて食ったけどけっこう美味しいね。しかしあのちっちゃいヘラで取るのがけっこう難しい!水分が飛んだ所から食べるのがコツ?
オヤツやツマミとしてはいいけどちょっと食事にはなんらんな~。

その後DEPOやら戸田書店やらヤマダ電機のぞいたり。DEPOはまだまだ商品の密度が低い感じ。これはそのうち嫌ほど商品が入荷してくるでしょう(元店員の経験)。
戸田書店では新刊をいくつか。

銀輪の覇者 上 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1) (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1) 銀輪の覇者 上 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1) (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1)

著者:斎藤 純
販売元:早川書房
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銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2) (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2) 銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2) (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2)

著者:斎藤 純
販売元:早川書房
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今日の早川さん 今日の早川さん

著者:coco
販売元:早川書房
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嗚呼金も無いのに買っちゃって。先ずは積本消化しろっての。(右柱参照)

あとケータイ用のケース探すもいいもの無し。なんかどれももっさりしててイモ臭いんだよなー。しばらく探して無かったらコレ買っちゃおうかな。ちと高いが。

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2007年6月 7日 (木)

星を継ぐもの

久々の更新。最近は寝坊したりヒザを打撲したりしてます。今月の目標はローラー台でかいた汗で床板を腐らせる事です。なんのこっちゃ。

最近は本読むのもダルイ日々ですが、ようやく1冊読みました。

星を継ぐもの 星を継ぐもの

著者:ジェイムズ・P・ホーガン,池 央耿
販売元:東京創元社
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月面の裏側で真紅の宇宙服をまとった死体が発見された。その死体はなんと5万年前のものであった・・・。
ハードSFにして本格ミステリ。月面で発見された古代の死体から様々な謎が現れては消え、壮大な真実に辿り着く。ミステリにはどんでん返しがつきものだが、本作のどんでん返しは最後に1つだけ。それにより全ての謎が消え、タイトルの意味がわかる。あんまり言うとネタバレになっちゃうな。ネタバレせずに面白さを伝えるって難しい。テンポがよく非常に読み応え有り。SF初心者にもオススメできます。

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2007年4月 6日 (金)

ホミニッド

昨日の練習 固定ローラー 30分

やっと練習ができるまでに回復。21日のトリイロードレースは出場予定。どんどん負荷を上げてかないと,レースペースじゃついて行けんはず。

ホミニッド-原人

PCは学校に置きっぱで,練習にも行けないとなると,もう本読む以外する事が無い。TVはおもしろくねぇし。というわけで順調に積み本消化中。

ロバート・J・ソウヤー 『ホミニッド -原人‐』

ネアンデルタール・パララックスシリーズ1本目。現在の人類はクロマニョン人から進化し,その過程でネアンデルタール人を淘汰してきた。もしそれが逆だったら?本作では現代の世界とネアンデルタール人の平行世界がつながってしまい,一人のネアンデルタール人が我々の世界に取り残されてしまう。
タイトルには「原人」なんて入ってるけど,別に原人は出てこない。作中のネアンデルタール人は量子コンピュータを作り出すほどまでに進んでいる。多世界宇宙論とか,エヴェレット解釈とか出てくるけど,本筋はむしろネアンデルタール人が進化した場合どのような社会を形成するか?彼らの目に人類はどのように映るのか?というのがストーリーの芯になっている。ここらへんが最新の学説を元によく練りこまれていて,読み応えがある。
海外旅行に行ったり外人と話したりすると,日本人の良い所・変な所がよく見えてくるが,これを人類vsネアンデルタールでやったのが本作。
あと,SFというのはどうしてもストーリー中で何かしらの「闘い」があるものが多いが,それが無いのもこの本の魅力。あとがきにもあるが,「優しいSF」。

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2007年4月 1日 (日)

大久保町の決闘

まだ喉治らんのに変な肩こりまで出てきて悪循環がとまらない。
あまりに肩が痛いので整体に行ってきた。関節技の如く揉まれたら多少マシに。

大久保町の決闘

田中哲弥 『大久保町の決闘』 読了。

おとといに続きハマっております。こっちは完全にギャグ。しかしカラーの扉絵とか挿絵とか、最近のハヤカワ文庫はラノベ化してるなぁ。最近はそのほうが売れるのかな。自分は面白けりゃ別にいいってスタンスだけど、中身は海外ハードSFなのに表紙が萌え萌えしてたらさすがに買いにくいっつーの。

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2007年3月30日 (金)

やみなべの陰謀

風邪が治らず練習にも行けない。練習行けない時は行きたくなり、行けるときはサボりたくなる。

なんかもうダメダメである。

田中哲弥 『やみなべの陰謀』 読了。

やみなべの陰謀

こ れ は ひ ど い w

これスゲェわ。バカと天才は紙一重、というが作者は限りなくバカに近い所にいる天才。いや両方か?一見何の関わりも無いような短編集、個々は非常にバカバカしい思いつきで適当に書いたような話なのに(未来の大阪がお笑いファシズム体制になってるとか関西人に怒られるぞ)、読み進めるとそれらが伏線一つ残さずきれいにたたまれてしまう。読み終わったときには

    ヽ(・ω・)/   ズコー
    \(.\ ノ

となることうけあい。読み返すと、登場人物の全ての行動、全ての出来事、設定が(多分)緻密な計算の上に成り立っている。
作者はもう筆を折った(ことになっている)らしい。もったいないなぁ。

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2007年3月29日 (木)

デイヴィッド・ブリン 知性化戦争

風邪がノドだけ直らねぇ。今なら地声で麒麟のモノマネができる。

知性化戦争〈上〉

著者:デイヴィッド・ブリン
販売元:早川書房
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知性化戦争〈下〉

読了。前作(スタータイド・ライジング)から格段に面白くなってる!特に舞台設定の活かし方や伏線の処理の仕方。前作ではこのあたりが弱く、展開がダルくなる部分があったけど、今回はノンストップでラストまで読める。
前作もだけど、圧倒的に不利な状況から、ローテクと機転を利かして大逆転!!ってのはいかにも日本人好みのストーリーだなぁ。そういや作者は日本びいきらしい。海外SFなのに芭蕉が出てくるんだぜ?

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2007年2月24日 (土)

ホーキング、未来を語る

王大人,死亡確認!

更新する余裕もネタも無いよ。でもやっと卒論終わりそう。

ホーキング、未来を語る

スティーブン・ホーキング 「ホーキング、未来を語る」 読了。

この本スゲェ!全然ワカんねぇ!

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2007年2月15日 (木)

三浦しおん「まほろ駅前多田便利軒」

滝川カニステル!(←我慢できなかった)

三浦しおん 「まほろ駅前多田便利軒」 読了。

いわゆる純文学って読むのすごく久しぶり。で、あんまりよく分からん。いや、そこまで読解力が無いわけではない。これが直木賞ってのがわからん。面白いは面白いんだけど、登場人物がどいつもこいつも飄々としすぎてて、人間味が無いように感じられてしまう。ストーリーもひたすら淡々と進むかんじ。軽いから読みやすいではあるけど、個人的には細部をもっと描き込んで欲しかった。

まほろ駅前多田便利軒 まほろ駅前多田便利軒

著者:三浦 しをん
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

しかし中年の主人公コンビがめっさむさい

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2007年2月 9日 (金)

テッド・チャン 「あなたの人生の物語」

最近研究室に篭ってばっかりなのでネタになるようなことがなんも起こりません。
練習も行ってないし、順調に体重増加中。



テッド・チャン 『あなたの人生の物語』 読了

文句なしに傑作!素晴らしい!自分の拙い文で感想を書くのがもったいないくらい。特に表題作は・・・あぁ、もう何て言ったらいいか、短編集だからネタバレを避けると何も書けないんだけど、例えるならものすごく精緻で美しい絵画を観たような気分?。うん、何言ってるかわかんないよね。自分で読んでください。
他の短編も、ハードSFからファンタジーっぽいものまで色々で飽きさせない。宗教や神を扱った作品がいくつかあるけど、その扱いは非常にドライ。あくまでそれは舞台装置にしか過ぎない感じ。個人的には「バビロンの塔」のスケールのデカさとラストの脱力感が大好きww

あなたの人生の物語 あなたの人生の物語

著者:テッド チャン
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する


サイト右(カレンダーの下)に「Naw reading」新設。読んでるっていうか積んでる本。早く読め!(自分)

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2007年1月29日 (月)

イーガン

今日の練習 南部 74km

グレッグ・イーガン 『万物理論』 読了。

創元SF文庫どこにも売ってねぇ。やっとこさ発見した。

物理学界最大の夢「万物理論」に手が届くようになった近未来、3人の物理学者がそれぞれ万物理論を発表する事になった。理論は三つ、正しい理論はそのうち一つ。
科学ジャーナリストの主人公はその中の一人のドキュメンタリーを撮影する為、学会の開催される南洋の独立国に向かう。しかし物理学者の周辺にはいくつもの反科学カルト教団の影が・・・。

イーガンの長編は大体、小難しい前半を我慢して読めるかどうかで後半の面白さが決まってくると思う。前半で示される理論やアイディアを理解できれば、後半からラストまで転がり落ちるような展開を楽しめるのだが、分からなければ  (゚Д゚)ハァ? で終わっちゃう。てか自分もちょっと分からなかった。上辺だけ楽しんだ感じ。
万物理論の解釈については専門家なら多分ツッコミ所がたくさんあるはず。でも現状ではアウトラインさえ見えてない分野だから、好き勝手に解釈してもいいとは思うんだけどね。
作者独特の未来社会の予想も見所。イーガンお得意の電脳化ネタは今回全く無し。代わりに多様化するジェンダーや肉体改造について多くのアイディアが盛り込まれている。

今回で邦訳されているイーガン作品は全部読んでしまった。次が出るまで長いな~。訳者ガンバレ。超ガンバレ。

万物理論 万物理論

著者:グレッグ・イーガン
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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